早いもので弊社がメキシコに進出してから14年の歳月が流れました。
長く苦しかったコロナパンデミックを乗りメキシコ経済は越えて大きく成長しました。
“アメリカがくしゃみをするとメキシコは風邪をひく”、と言われていたアメリカ経済依存の体質から大きく進歩し、ハイパーインフレや麻薬犯罪の増加などの問題を抱えながらも、元気な若年層や強いペソの魅力からも、米国のみならず長引くウクライナ戦争で疲弊する欧州からの投資も惹きつけています。各地に最新機式のショッピングモールが立ち並び不動産バブルに踊る姿は1980年代の日本を髣髴とさせます。
本年度はメキシコとアメリカで大統領選挙を控え、EVに偏重していた自動車業界もハイブリッドを中心に日系自動車メーカーが再び脚光を浴びる可能性が高まっています。水位低下に苦しむパナマ運河をしり目に太平洋と大西洋を結ぶトランジスミアン鉄道プロジェクトすでに完成し、水位低下に苦しむパナマ運河をしり目に、メキシコが物流の中心国にのし上がる時代に突入しています。
日系企業様におきましては物流、IT、建築重機などの新規参入企業が急増しております。
弊社も新しい時代に向けて邁進する所存です
キマタパーソネル社長
木全健一